【新唐人日本2011年4月25日付ニュース】22日、上海のコンテナ輸送業のストライキも、3日目に入りました。当局は情報を封鎖すると同時に、軍人、警官など数千人を動員。警官と運転手の衝突も起き、この後、警察は道路を封鎖しました。
目下、コンテナトラック関係の輸送会社もストに加わったため、上海港は、ほぼマヒしています。しかも天津にまで広がる気配を見せています。
22日の午前、ストをしている数千人の運転手が上海の港に集結。高い燃料代と政府各部門の様々な費用徴収に抗議しました。
運転手たちは、高額のコストをもう負担しきれないと、悲鳴を上げています。
42歳の華さん:「理不尽な費用徴収が絶えません。たとえば この物流倉庫、残業処理費用を取られます。しかも燃料代も上がっています。そうでなければ まだいいですが我々の利益が少なすぎます」
30歳の史さん:「苦しい仕事ですよ。我々が頑張らなかったら、上海の今の繁栄はありますか、貨物の輸出入は我々がやっています。給料が増えなければ儲けはありません。
誰もやりたがりません」
報道によるとストライキの現場では、車が壊されたほか、労働者と警官の衝突も発生。その後、道路が封鎖されました。
一部の外国人記者は一時拘束され、ロイター通信のカメラマンも手荒な扱いを受けました。しかし当局の制限のもと、中国メディアはこのストも報道していません。
現在、上海のコンテナ輸送会社はほとんど休業してしまったため、港はマヒしているそうです。
上海では、4月20日にコンテナ車の運転手によるストが発生。貧富の格差が広がっているうえ、物価も上がり続ける中、中国人の怒りもすでに限界に達しつつあります。政府がこの問題を重視しなければ、中国全土で衝突の嵐が吹き荒れる恐れがあると警告する声も出ています。
新唐人テレビがお伝えしました。
www.ntdtv.com/xtr/gb/2011/04/23/atext522429.html.-上海放箱公司加入集卡司机大罢工.html
(中国語)